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TSM渋谷ブログ

2021年12月3日

エフェクター編 ➀『歪みとは?』

お疲れ様です。
パフォーミングアーツ科 日高です。

 

ギターに関わらず
サウンドメイクの一つである
歪み(ひずみ)を解説していこうと思います!

 

なんだ、ギタリスト記事か。と、思わず
ベーシストやヴォーカリストの歪みも基本は同じ原理ですので
自分の使っている道具の知識として興味のある方は読んでいってください。

 

まずエレキギターという楽器は
アンプに繋がないと大きな音は出ません。

そしてアンプに繋いだとしても
アンプに繋いでない時のギターの音に近い
ちゃらーんという音が大きくなるだけで

LISAやUVREworld、椎名林檎や
Suchmos、 ポリフィアやBon Joviなどのような激しいギターの音は出てこないでしょう。
(あえて歪みという大きなくくりで他ジャンルをあげています)

 

そういったジャンルの音楽や
音色を扱う際に歪みという種類の
音色が必要になるのです。

 

歪みにはいくつかの種類があり

・クランチ
・オーバードライブ
・ディストーション
・ファズ

大まかに分けるとこのような感じでしょう。

 

LiSAやUVERworld、Bon Joviのような曲を
演奏する場合は、曲にもよりますが

ディストーション
と言われるほど歪んでいるでしょう。

 

椎名林檎やSuchmosなどは
ファズやオーバードライブなどを
使用したらいいかもしれません。

 

クランチなどは

YOASOBI、ポリフィアなどです。

 

アーティストで括ってしまうと
いろんな曲調があるので
こういう音色であるべきだ!
とは言えないですが

大体こういう音色が多め
もしくはヒットソングに含まれる
と、いう風に受け取ってください。

 

大体4種類の音色の中で
自分がいつも聞いている
サウンドはどこに属するか
なんとなく想像してみてください。

 

一旦型にはめることで
今後どのような音を作るべきか
大まかな道筋はわかると思います。

 

では歪みはどうやってでてくるのか。
真空管がどうこうなどの
アンプの原理はひとまず置いておいて
アンプの中にある音を増幅する機械には
増幅できる幅に限界があり、
その幅を超えてしまうと
音が歪んでしまうのです。

 

歪みの歴史はかなり深いので
是非気になった方は調べてみてください。

「歪み 歴史」などで出てくるかと思います。
マーシャルが完成した経緯などが
出てきますよ!

 

そしてより興味が出たら
マーシャルから近代的なアンプになる経緯。

 

フリードマンやディーゼルなどが
どのようなコンセプトなのかも理解すると
市販のプリアンプや○○系ドライブ!
などの意図が手に取るようにわかるようになり
自分が欲しいものがより
分かりやすくなると思います。

 

次回から歪みエフェクターを
紹介しようと思っていて
それの下準備として歪みのことを
ざっくりと紹介してみました。
かなり表面的ではありましたが
歪みの話でした。

 

TSM渋谷では体験レッスンの
特別メニューの日にエフェクターDAYや
入学後にエフェクターの勉強ができるなど
プレイ以外の音楽活動に必要な
知識も身につくようにしています。

気になった方は是非学校へ
遊びに来てみてください!

 

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