Careers & Debut

卒業生インタビュー

波

業界で大活躍中の卒業生×在校生の対談

音楽とテクノロジーで新しい体験を作り楽しい未来を提供する企業
株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ

卒業生プロフィール

ライブ&イベント ソリューションカンパニー イベント事業2部2科

卒業生久住 恭平 氏

本校を卒業後、様々な著名アーティストのライブの舞台監督として活躍。現在は、株式会社ソニー・ミュージックソリューションズで、ライブやイベントの制作を担当する久住さん。卒業後の進路選びや率直な質問にご回答いただきました。

株式会社 ソニー・ミュージックソリューションズ

「ふたつとない、いくつもの感動を。」スローガンに、パッケージ企画・制作やディスク製造から、ライブ制作・運営、ファンクラブ運営など、多岐にわたるビジネスソリューションを武器に、これからの新しい時代のエンタテイメントを創出する。

「人に喜んでもらうこと」これは、ずっと変わらない
エンタテイメントは驚きと感動の現在進行形

久住さんが話す様子

久住さん 僕は卒業生なので、今日の対談が皆さんにとって、一歩踏み出せる何かになればいいなと思っています。よろしくお願いします。

学生 早速ですが、久住さんは現在どのようなお仕事を担当されているのでしょうか?

久住さん 僕はライブやイベント、マーチャンダイジングの企画制作を行う部門に所属していて、主に社外の芸能事務所のライブやファンクラブイベントなどの制作を担当しています。

学生 現在エンタテインメント業界で働くなかで、本校で学んだからこそ、自分にとっての武器や強みはありますか?

久住さん エンタテインメント業界って、場数をどれだけ多く踏むのかが大切です。学校では現場実習も多くあるので、学生のうちからエンタテインメント業界を間近で学べるのはチャンスですし、それが何よりもこの学校ならではの強みだと思います。それから実習では、チームワークで作り上げることを経験できますよね。ライブやイベントはチームで作るものなので、これを学生のうちに経験出来たのは良かったと実感しています。

学生 僕はチーム作業で、リーダーをやらせていただいたことが何度かあります。その際に人に頼るのが苦手で、作業を分担することが本当に難しいなと感じることが多くありました。

久住さん 作業が立て込んでくると、自分でやった方が早いみたいな感覚に陥ってしまうことはありますよね。でもひとつのプロジェクトとして考えると、みんなで同じ目標を見ているはずなので、仲間を信じて頼るのも大事なことです。ただ頼られる方も、煮詰まってどうしようもなくなってから振られるよりは、最初から分担しておいてもらった方がいいはず。だから、まずはリーダーとして一旦タスクを整理する。それから最初の段階で、メンバー全員で分担について話し合いをする機会を設けるのがいいのかもしれません。

学生 私はチーム実習の際に、人間関係の部分で考えてしまう機会が多くありました。御社のHPなどで実際に働いている方のインタビューなどを拝見すると、皆さんがとても良い笑顔で生き生きと働いている印象を受けました。実際に現場はどのような雰囲気なのでしょうか?

久住さん 上司を役職ではなく名前で呼んでいて、若手でも意見が言いやすい風通しが良い環境です。それはきっと、「楽しいことが好き、エンタテインメントが好き」といった同じ考えを持っている人が集まってきているから成立しているんじゃないかと思います。

ひとつでも多く自分の引き出しを作ろう

在校生が質問する様子

学生 自主企画などで1から企画をして作り上げるのは楽しいのですが、アイデアがなかなか出せずに苦労することが多いです。たくさんのアイデアを出せるコツみたいなものは、あるのでしょうか。

久住さん アイデアは自分の引き出しから生まれるものなので、アイデアをたくさん出すための引き出しをどれだけ持っているのかが重要です。そのために、日頃から引き出しの数を増やすことを意識してみてください。

学生 引き出しを増やすためには、何をすれば良いのでしょうか?

久住さん 自分が触れてこなかったジャンルに触れてみることが大事かもしれません。例えばアイドルが好きなのであればロックのライブを見に行ってみるとか、自分が普段行かないようなジャンルのイベントにも参加してみる。または、他のセクションの仕事を覗いてみるなど。学生の時に、引き出しを増やす作業をして、社会に出てから、引き出しの中身を詰めていく作業をする。そしてその引き出しが必然的に、「あの時こうしたな」「あの時こうだったな」「あれは面白かったな」というアイデアの種になっていきます。

学生 引き出しを作っていくなかで、AIの活用についてはどう思われますか?

久住さん AIは今や、簡単に普段の生活に取り入れられるレベルになっていますよね。やっぱりエンタテインメントの現場でも、その風を肌で感じる場面は確かに増えてきました。例えばスクリーンで使うスライドや静止画をPhotoshopの拡張機能で簡単に作れたり、音源のヴォーカルだけ抜いてカラオケ音源を作っちゃうようなことも。今まで出来なかったようなことや時間をかけてやっていたことが、誰でも簡単にすぐに出来るようになりました。

学生 エンタテインメント自体が、AIの発達により廃れていってしまうのではという声を聞いたりはしませんか?

久住さん 時代によってやり方やアプローチ方法が変わっていくのは当たり前のことで、AIは効率的なひとつのツールとして捉えています。ただエンタテインメントの最終着地点は、「人々に喜んでもらう」「楽しんでもらう」こと。これは、ずっと変わらない。だからこそ今後は、僕らがハードもソフトも含めてうまく掛け合わせて使っていけば、5年後10年後もAIに負けないコンテンツが、絶対に作れると思っています。
新しい技術やシステムは、それが何なのか、どんな風に使えるのかを知るのが大事かな。まずは、自分で実際に触ってみる。最近では僕自身もチャットGPTを使うこともあって、意外とちゃんとした答えが返ってきて驚いたりしています。そんな感じで、楽しみながら触れておいてください。

色々な経験が自分の武器になる

久住さんと在校生が話している様子

学生 いろんなお仕事をされてきて、一番驚いたのはどんなことですか?

久住さん どんどん新しいものやジャンルがたくさん生まれてくるので、日々驚きの連続です。新しいことに驚いてそれを勉強しての繰り返しで、ゴールはない。常に現在進行形という感じです。

学生 実習はやりがいがあるのですが、自分自身に自信が持てません。

久住さん 焦らなくても大丈夫です。2年目以降はインターンとして外の世界を見てみました。卒業してからは、音楽系はもちろん、舞台や株主総会みたいな企業の式典のディレクターなんかも経験しましたよ。それで最終的に、やはり舞台監督をやってみようという結論にたどり着きました。皆さんも先のことを考える前に、焦らずにもっと時間をかけて自分のやりたい何かを見つけてみてください。

学生 僕は1日でも早く現場に出た方がいいのではないかと思ってしまったりします。

久住さん 何をもって社会に出ていく時の武器とするのか、その時間に何をして過ごしたかが大切なんじゃないかと思います。せっかくこの学校に入学したのであれば、それらを使ってやれるだけやって、じっくり学んでから社会に出るのも遅くないと思います。
この業界の仕事は大変なこともありますが、それ以上に喜びや感動をたくさんもらっています。これは自信を持って言えることです。

オープンキャンパス資料請求